早いもので18期も卒後30周年を迎えることになりました。10月21日に黒澤記念講堂にて獣医学科18期30周年同期会として記念礼拝と学園の近況報告をいただきました。久しぶりに大学を訪れ、大学の基本理念のキリスト教に触れました。礼拝は故高橋清志先生のご令嬢である高橋優子先生より「師を越える」との奨励題をいただき、多くが感慨を受けるものでした。
その後、獣医学類長・山下和人先生より獣医師に対する増えゆく社会的ニーズとその変化、そしてそれに対応する今の獣医教育について、ご挨拶をいただいた。さらに、獣医学科同窓会長である南繁先生からは同窓会の現状と今後の取りすすめを紹介された。酪農大獣医師はどこにいっても、世代を越えて連帯感が強いと誰もが実感するのは、同窓会に尽力されている会長等の諸先輩が尽力されていることを再認識するものであった。
礼拝の後は旧獣医学科棟の周りを歩き、各棟が雨風を防ぐ中二階の廊下で繋がっていることに驚いた。中央館の屋上にも上らせていただき、北海道ならではの展望を満喫した。
6時からは場所を札幌ガーデンパレスに移して懇親会。同期や恩師等の総勢69人が参加し、会場は埋め尽くされた。この参加者数はみな再会を待ちわびていたのだろう。種池先生の乾杯とともに、場は直ぐに蜂の巣をつついたように盛り上がり、収拾とれなくなった。会場に用意された豪華な花を楽しむこともなく、料理に手を伸ばすものも少なく、ただただ旧交を温めあった。いや叫んだ。この30年で皆様々な荒波をかぶり、でもでも、みな元気、元気だ。
元気そのままに、二次会にはほぼ全員が向かった。まだまだ話足りないようだ。夜遅くに60人を一同に会する場などはそうそうなく、普通は分かれるものだけど・・・皆のためにこの場を用意してくれた石岡(阿部)さん柴田(大井)さん、ご苦労さん。尽きない話は三次会、四次会と、いったいいつまで続いたんでしょうね? とにかく皆、元気で、列記としたおじさんおばさんに外見はなったけど、中身は変わっていないことにもホッとした。
ご出席をいただいた加藤先生、菊池先生、種池先生、中尾先生、中出先生、平棟先生、そして高橋先生、南先生、山下先生ありがとうございました。
18期 川本 哲