獣医2期生卒業50周年記念同期会報告

掲載日:2018.09.26 | 全件表示, 同窓会開催情報, 開催報告

二期同期会‘30.9.10

 獣医二期生は卒業して早50年、振り返るとあっという間の半世紀です。

 同期会も35周年までは5年毎に開催、以後2~3年毎と短くなり、44周年から今回の50周年までは毎年恒例の開催となりました。

 初めは恩師をご招待して、道内での同期会でしたが次第に道外の同期生を足掛かりに 35周年は千葉県木更津市に山下名誉教授夫妻・牛島名誉教授をお招きして盛大に開催しました。以降38周年は沖縄県うるま市・美ら海水族館、40周年は定山渓温泉・ニセコ温泉、44周年は岡山県鷲羽山・香川県金刀比羅宮、45周年は石川県加賀温泉・新潟県十日町市、46周年は青森県酸ヶ湯温泉・奥入瀬・十和田湖、47周年は熊本県日奈久温泉・天草、48周年は京都聖護院・嵐山・金閣寺、49周年は栃木県日光星野リゾート・東照宮・東京築地市場と研修も兼ねた同期会です。

 この間、残念ながら戸島博昭さん(H14)、高田昇さん(H27)、匂坂昭さん(H29)が亡くなり、今年は菅淳生さん(1月)、森田正治さん(6月)、橋直美さん(8月)が亡くなりました、ご冥福をお祈りいたします。

 今回は50周年目の記念同期会で、学園同窓会、大学校友会と獣医同窓会から助成を受け、本来の計画では酪農学園のホームカミングデーに合わせて開催予定でしたが時期が合わず、十勝川温泉で開催することになりました。

 同期会開催直前になり、9月4日の台風21号による関西空港の高潮等による空港閉鎖、6日未明に震度7の胆振東部地震、北海道全域にわたるブラックアウト、JRの不通等々一時開催が危ぶまれました。関空発の大堀さん夫妻は欠席となりましたが、便を変えたりJRから長距離バスに変えたりと高齢者には大変な対応を迫られましたが参加予定者全員が十勝川温泉第一ホテルまで無事たどり着きました。

 9月10日、いよいよ卒業50周年記念同期会の始まりです。

   逸見さんの司会進行で始まり、先ずは亡くなられた方々に黙祷、あり日の想いに暫しご冥福をお祈りしました。高橋会長から震災にもかかわらず50周年記念同期会にマレーシアから宇田さん、沖縄から新崎さん他全国各地から、24名の同期生・夫人の参加を得てこの様に盛大に開催され同期生の絆に感謝の言葉。十勝の齋藤からは遠くから悪条件の中、参加頂いたことを歓迎し、記念の集合写真を撮り終え、唐仁原副会長から50周年記念同期会に再会出来た喜び、今後の健勝を願い乾杯の発声。

 何時も元気な植田幹事長の進行で祝宴、逸見さんの尺八演奏の中会話が弾み、夫々が近況報告し懇親を深めた。大平さんの三三七拍子の閉め、榊原さんの音頭で酪農讃歌合唱。二次会は全員が参加し、一次会では語り尽くせなかった分をいつもの様に続く。

参加者 新崎・植田夫妻・宇田・大平夫妻・斎藤夫妻・坂井・榊原・住吉・高橋・唐仁原夫妻・徳本夫妻・永田・逸見夫妻・松本夫妻・宮本・山本夫妻

 9月11日(2日目) 朝から好天、8時半に十勝川温泉をバスで出発、今日は元釧路市動物園の住吉さんの案内です。

 出発して間もなく幼鳥連れたタンチョウの家族があちらこちらに収穫後の畑を歩いています、8羽の群れも見られ今年は雛が順調に育つてる様子を見ながら釧路市動物園へ。ここでは退職獣医師の生涯学習として住吉さんがライフワークとしているシマフクロウを前に現況と保護、繁殖のエピソードを聞きました。この他オオワシ、オジロワシの天然記念物にも会い自然の大切さを学びました。昼食後、野生生物保護センターを視察して雄大な釧路湿原を回り摩周湖へ、雲一つない摩周湖が迎えてくれました。一同しばし絶景に目を奪われ前日の雨が嘘の様です、阿寒横断道路を走り2日目の会場 阿寒湖温泉・鶴雅に到着し、同期会2日目は20名の参加です。

 宴会2日目は新崎さんの乾杯で始まり、自由な雰囲気で唄あり、尺八あり、思い出話等々一期一会の気分。話は留まりを知らず山本さんの〆で漸くお開きとなりました。

二次会の男性組は新崎さんが持参した希少な泡盛で喉を潤し、女性は別室にてワインで大いに会話を弾ませました。

 9月12日(3日目)今日も朝から快晴。

 朝8時の遊覧船で阿寒湖一周し特別天然記念物、神秘のマリモ観察組、湖畔・ボッケまで散策組、ロビーで寛ぐなど体力に応じ自由に過ごし、10時に阿寒湖畔を後に次の目的地雌阿寒岳の麓にあるオンネトーへ、紅葉にはまだ早い湖面に映る雌阿寒岳・阿寒富士を眺め帰路に、この間ヒグマには会いませんでしたが、エゾシカ、キタキツネにも出合会い野生動物の多さに目を見張り、スタートした十勝川温泉に戻り再会を約束して解散しました。

 二期生同期会は高橋会長、唐仁原副会長、植田幹事長、松本副幹事長、宮本会計、逸見、坂井幹事等々の強いリーダーシップにより続けて来ましたが50周年で一区切りとします。

 今後も継続希望の声もありましたが、有志で健康と相談しながら見守りたい。 (文責 事務局長 斉藤 八郎)