第18回獣医同窓会三愛賞(同窓生の部)授賞式:小岩政照先生(8期)

掲載日:2023.11.13 | 開催報告

第18回獣医同窓会三愛賞(同窓生の部)授賞式:小岩政照先生(8期)

三愛賞「同窓生の部」第18号授賞式報告

受賞者:キャトルリサーチセンター 小岩政照氏(8期卒)

 

20​​23年11月8日、酪農学園大学中央館学生ホールにおいて、小岩政照氏(8期卒:キャトルリサーチセンター代表)が三愛賞「同窓生の部」第18号を受賞しました。小岩氏は、1975年に酪農学園大学獣医学科を卒業し、その後、長い臨床経験を積みながら獣医学の分野で重要な地位に就きました。彼の功績は2017年には第50回宇都宮賞の酪農指導の部で受賞され、同窓生の励みとなりました。

 

小岩氏は、酪農学園大学獣医学科内科学教室での助手から始まり、千歳農業共済組合や石狩農業共済組合での勤務を経て、現在はキャトルリサーチセンターの代表をつとめています。そのキャリアは学術的な成果にも結びつき、獣医学博士としての学位も取得し、多くの牛臨床の知見を報告されています。

 

三愛賞選考委員会では、小岩氏の長年にわたる北海道農業共済組合及び酪農学園大学での貢献と、退職後のキャトルリサーチセンターでの活動に敬意を表し、その深い知見と大動物臨床への情熱に注目しました。特に、彼が監修に携わった『主要症状を基礎にした牛の臨床』は全国の若き臨床獣医師の指針となっており、その功績に対し、獣医同窓会は三愛賞を授与することを決定しました。

 

授賞式当日は200名の学生が参加し、小岩氏の記念講演を熱心に聴講しました。南繁会長や岩野英知学長からのあいさつや祝辞が交わされ、賞状と副賞が授与されました。小岩氏からは感謝の挨拶とともに、酪農学園大学と牛臨床の歩みについての講演が行われ、授賞式は盛会裏に終了しました。

 

獣医学の未来においても、小岩政照氏の更なる活躍を期待し、祝福いたします。

 

小岩氏の記念講演の様子は、以下のアドレスよりアクセスいただくことで閲覧することができます(注:データ容量が大きいためネット環境の良い場所でアクセスください)。

 

<南会長祝辞>

https://drive.google.com/file/d/143jptancfZ0AZeoscH6IdwfQJRSfsyo7/view?usp=drive_link

 

<小岩氏受賞挨拶および記念講演>

https://drive.google.com/file/d/18gWOoCFr78dRd8jTLyqD1u_IUMoRd8LU/view?usp=drive_link

<文責:獣医同窓会事務局 伊丹貴晴>

第18回獣医同窓会三愛賞(同窓生の部)授賞式:小岩政照先生(8期)

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