2024年10月1日、北広島市北広島クラッセホテルを会場に「獣医学科5期生卒後52周年同期会」を開催いたしました。さわやかな、これぞ北海道の秋と言う形容詞がぴったりの秋晴れの心地よい微風の吹く中、今年の猛暑に痛めつけられた本州、九州から出席の同期生はそろって天国の思いと口にし、迎える北海道のメンバーは、これ以上無い良い天気に恵まれホット胸をなでおろしました。今年の同期会は、5期生の我々が全員「後期高齢者」になる(すでになっている方もいる)という年の同期会です。近況報告では足腰のつらさや体調の不良などの話が出る中、皆さんそろって、新しい事を始めようという思いや、今やっていることを更に高めようという前向きな思いを語られているのが印象的でした。例年通り故人になられた同期生への思いを込め、黙祷から始まった同期会宴会でしたが、いつになくパワーアップした熱いものを感じるひとときでした。
翌10月2日は時間の許す方々で、今一番の北海道の観光の目玉ともいうべき「エスコンフィールド北海道」の見学ツアーを行いました。ファイターズガールの説明を聞きながら、新庄監督用シートの座り心地を確かめたり、CS(クライマックス・シリーズ)の練習をする選手を横目に見ながらグラウンド内を歩くという贅沢な60分を経験しました。そのあと午後は大学を訪問、学生の頃に戻って学食で思い思いの食事を楽しみ、おなかを満たした後学内見学を行いました。我々の頃とは隔世の感のある教室や、最近できたという北海道立動物愛護センター「あいにきた」で保護されたイヌ・ネコの保護の様子を見せていただき、更に最新の設備のある、人間の病院にも引けを取らないというのが大げさではないような酪農学園大学付属「動物医療センター」の見学をさせていただき同期会のすべてを終了しました。大学の同窓会間前で、元気で再会することを約束し解散いたしました。
(文責 嶋田裕一)