酪小獣麦の会の講習会・懇親会が2024年3月17日(日)15:00よりホテル札幌ガーデンパレスにおいて開催されました。
対面での講習会は4年半ぶりです。コロナ下で急速に普及したZOOMを利用した講習会が増えており、遠方の先生も参加できるので好評です。当会では、今年度だけでも3回のzoomを利用した講習会を開催しましたが、たまには対面の講習会を実施して、その後、懇親会も行いましょうということで今回の開催となりました。31名の参加でした。
講師は酪農学園大学動物医療センター長の鳥巣至道教授にお願いしました。講習会は、「周術期管理のコツ」~術後のトラブルをメカニズムから解説~というテーマで途中休憩をはさみながら3時間の講演をしていただきました。進行は、近藤厚副会長に担当していただきました。
術後何故死ぬのか?を考えるテーマで血液凝固系の検査の重要性、血液ガスの重要性、抗生物質の使用、重症疾患の急性腎不全のチェックなどについて詳しく解説していただきました。大変興味深い内容で、皆さん講演に聞き入っておりました。
18:00からは、懇親会を開催しました。参加者は20名でした。司会は、玉井聡副会長が担当しました。立花会長のあいさつ、中出哲也名誉教授の乾杯の音頭で始まり、和やかな雰囲気で皆さん会話が弾んでいました。 途中から参加者全員が、講習会の感想、大学への要望、その他について持論を述べられました。
その後は約半数の先生が二次会に向かいました。皆さん元気です。
(文責 酪小獣麦の会事務局 松尾直樹(17期))