6月9日、早朝テニスで使用させていただいている体育館が獣医学群スポーツ大会で使用するため使用できないとの連絡を受け、それならば最近のスポーツ大会の様子を見てみようと体育館に行ってみました。
そこでは獣医学群の団結力を育んできたスポーツ大会が今年も熱気盛んに行われておりました。
ドッジボール大会
大会対戦表
体育館に入るや、あれ!体育館でネットも張らず、バスケットゴールもたたんだまま、これ何のスポーツと思い尋ねてみると「今日はソフトボール大会の予定でしたが、雨のため体育館でドッジボールをやっています」とのこと。
私が行った時点である程度試合は進行し、決勝トーナメント進出チームと順位決定戦に回るチームが決まっていました。その対戦表で気づいたことが、「組織食衛」のように組織ユニットと食品衛生ユニットの合同チームとか、「実栄人寄放」のような実験動物、栄養生理、人獣感染症、寄生虫、放射線の合同チームとわかりやすいチームがある反面、わからないチームが多いこと。あれ、どこのゼミという感じでした。
従来、教員2人体制と3人体制の教室が混在していましたが、現在は基本的に教員2人のユニット体制となり、ユニット数が増え、1つのユニットではチーム結成が困難になり合同チームでの対抗戦になったものと思われます。
それぞれのチームがユニフォームを作り、団結力を高めていましたので紹介します。
体育館には全てのチームが揃ってはいませんでしたので、一部のチームです。
わかりやすいチームは「Pathologies」と「生産動物」
どこのチームか判別が難しかったチームが「アトランティックサーモン」、「NaMash」、「MEGAShin」でした。
「アトランティックサーモン」は生化学、環境衛生、獣医衛生の合同チームだそうです。「NaMash」は内科と麻酔、「MEGAShin」は眼科と画像診断の合同チームだったような。不覚にもメモを取らす不確かです。
翌10日にはバレーボール大会が開催されておりました。対戦スケジュールを見てもやはり、様々なチーム名が並んでいます。
バレーボール大会対戦スケジュール
バレーボール大会開会式
なお、この大会の正式名称を学類長杯スポーツ大会ですか、看護学類のチームも出ているので学群長杯スポーツ大会ですかと尋ねたところ、学類長杯とか学群長杯とかの冠はつかず「スポーツ大会」ということでした。大学の改革の中で、学部が学群になり、学科が学類になり、教室がユニットに変遷していく中で大会名称の冠が継承されずに「スポーツ大会」になっていったように思われます。バレーボール大会に始まり、駅伝大会、運動会、ソフトボール大会と年々と種目が増え、全てその大会の冠は「学科長杯」でした。
懐かしい写真を掲載しておきましょう。
1975年頃のバレーボール大会と1979年頃の運動会の様子です。先生方も一緒に楽しんでいました。
前期はスポーツ大会が目白押しで学生たちが熱中するため、スポーツ大会を控えめにして卒論や国家試験の勉強にもっと力を入れるべきだとスポーツ大会に否定的な先生方もおりました。
しかし、このスポーツ大会が学生たちの団結力の構築や思い出の形成に役立っていることは間違いないと思われます。
文責 加藤 清雄