第15回「三愛賞」および「三愛特別功労賞」授賞式報告

掲載日:2020.11.02 | 全件表示

10月9日(金)午後3時から附属動物医療センター2階会議室を会場に、獣医同窓会主催の第15回「三愛賞」および「三愛特別功労賞」の受賞式が開催されました。
コロナウイルス感染防止上から、会場には獣医学群長・学類長、学園役員(理事長・常務理事)等関係者のみで執り行われた。本年度の「三愛賞」受賞者は本学獣医学科OG(25期)の賀川由美子氏、「特別功労賞」加藤清雄名誉教授(5期)。
賀川由美子さんの受賞理由は、酪農学園大学・大学院を優秀な成績で卒業後、アメリカ獣医病理学専門医を目指して、ノースカロライナ大学にてレジデント生活を約1年間で修了し、Diplomate of American College of Veterinary Pathologyの専門医試験に一発合格。日本に帰国後はNorth Labを設立し、小動物臨床家から数多くの病理診断、細胞診断の依頼を受ける獣医病理学診断分野の第一人者で、正確で的確な診断、コメントは類を見ない。まさに日本女性獣医師のパイオニアで、三愛賞を受けるにふさわしい人物であることによるものです。
加藤清雄名誉教授の受賞理由は、酪農学園大学獣医同窓会創生期より副会長(1978~1995年、2007~2012年)、事務局長(1980年、2005~2008年)を歴任し、本同窓会の組織作りに尽力されてこられました。また、ホームページの立ち上げなど大学退職後もその発展に寄与いただきました。今や酪農大獣医同窓会にとって”生き字引”として無くてはならない存在でもあります。その功績と愛情に感謝しての受賞となりました。
授賞式は三好健二郎講師(同窓会事務局長)の司会で進行し、南繁獣医同窓会会長より受賞者の紹介とお祝いのご挨拶を頂戴しました。次に授賞式が行われ、両者には受賞の楯および副賞が南会長より贈呈されました。その後、指導教授だった谷山理事長からの受賞者紹介スピ-チ、並びに受賞者からの答礼スピーチが行われました。
なお、同日夕刻には関係者による受賞祝賀会が札幌市で開催されました。

 第15回「三愛賞」および「三愛特別功労賞」授賞式報告

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