昨今コロナウイルス感染症第7波が猛威を振るう中、第11回酪小獣麦の会総会講演会が2022年8月5日（金）20:00よりZoomを利用したWeb形式によって開催されました。参加者33名、委任状27名でした。

まず、立花徹麦の会会長によるあいさつを頂き、続いて講演会に移りました。
講演会座長には、中出哲也名誉教授に担当していただき講師の井尻篤木先生の紹介を頂きました。
井尻先生は滋賀県草津市でアツキ動物医療センター、大阪市で二次診療専門の日本動物脳神経脊椎センターを運営しており脳腫瘍摘出手術や脊椎外科手術を数多く手掛けておられます。
講演は、「獣医脳神経外科の実際」というテーマで約70分間手術の動画などを含めて内容の濃い講演をしていただきました。70分では全く時間が足りず後日日程を調整して再び講演していただく予定です。
講演終了後、EAEVE一次診療担当の三好健二郎先生に今後の計画を説明していただきました。今年度は35名の学生を10月中旬頃より協力病院に実習派遣する予定とのことでした。
続いて総会に入りました。司会進行、Zoomホストは松尾直樹事務局長が担当し、昨年同様議長は立花会長にお願いいたしました。
議案は①2021年度事業報告および決算報告が行われ、星野佐登志監事より監査報告がありました。会費納入と前受金処理について多くの会員から意見を頂きました。続いて②2021年度剰余金処分案③2022年度事業計画・予算案④2022年度会費の金額並びに徴収方法⑤役員改選について審議が行われました。
役員改選については、会に参加しない役員は交代するべきとの強い意見が出されました。後日三役にて対応を協議することになりました。
閉会挨拶は、近藤厚副会長に行っていただき無事総会が終了いたしました。（事務局：松尾直樹）