27期卒で沖縄美ら島財団勤務の植田啓一氏が三愛賞を受賞し10月7日酪農学園大学附属動物医療センター大会議室において授賞式ならびに記念講演が行われました。植田氏は美ら海水族館で病気により尾びれの大半を失ったイルカに人口尾びれを装着するプロジェクトを立ち上げ、幾多の苦難を乗り越えイルカが再びハイジャンプをすることを可能にしました。映画「ドルフィンブルー、もういちど宙へ」は植田氏らのプロジェクトを描いた感動の実話です。この業績をはじめ、イルカの全身麻酔、水中での超音波画像診断技術の開発など水性哺乳動物の健康管理と医療に多大な貢献を果たしたことが評価され三愛賞第17号に輝き、南繁獣医同窓会会長から表彰盾と副賞が授与されました。（文責　加藤清雄）